【親の対応⑤】もしかしていじめ?そう感じたときの子どもへの声かけ

親の対応
アルパカさん
アルパカさん

子どもがいじめにあっているかもしれません。
子どもに聞いてみようか迷っています。
どんな風に声をかけたらよいでしょうか。

あんとmommy
あんとmommy

「最近疲れているみたいだけど、何かあった?」
「最近元気がないから心配しているよ」
など「あなたのこと気にかけていますよ」というメッセージを伝えるところからはじめてみましょう。
焦って質問攻めにしないことが大切です。

最近なんだか様子がおかしい・・・
子どもの様子がいつもと違うと、不安になりますよね。

もしかしていじめ?

なんてことを考えると、いてもたってもいられない。今すぐ子どもに話を聞きたい!

でもちょっと待ってください。
ここで焦って質問を連発すると、子どもの心は硬く閉ざされてしまいます。

なぜなら、話す準備ができていないからです。

今日は、「もしかしていじめ?そう感じたときの子どもへの声のかけ方」についてお伝えします。

少し想像してみてください。
例えば、自分が何かに悩んでいたとします。そんなときに、

「仕事うまくいってないの?」「家でなにかあった?」「体調悪いの?」

などと、自分は一言も話していないのに、グイグイこられると、「え???何?」となり、引いてしまいませんか?
いろいろ聞かれても、うまく話せませんよね。

子どもも同じです。話す準備ができていない状況で、
「いじめられてるの?」と聞いて
「うん、そうなんだ・・・」と答えてくれる子はほとんどいません。

「学校で何かあった?」と聞くと
だいたい「別に」「何もないよ」「大丈夫」という答えが返ってきます。

では、「話す準備」とは、どのようなことをいうのでしょうか。それは、
●話せる環境づくり(話しても大丈夫だ、という安心感)
●子どもの心の準備
この2つを整えると、じっくり話を聞くことができます。

親が、話せる環境づくりをしていくと、自然と子どもの心の準備も整ってきます。

普段、どれくらい子どもとコミュニケーションをとっているか、にもよりますが、難しく考える必要はありません。

子どもも自分も楽しめるような話でコミュニケーションをとりつつ、「あなたのことを気にかけていますよ」というメッセージをタイミングをみて伝えましょう。

例えば
「最近、疲れているみたいだけど、学校で何かあった?」
「最近、食欲が落ちているような気がするけど、何か困ってることがある?」
と直接聞いてみたり

「何か困っていることがあるなら、一緒に考えるよ」
「最近、元気がないようにみえて、心配しているよ」
「疲れたときは休んでもいいんだよ」
と親の気持ちを伝えてみるのも良いですね。

子どもの異変を感じると、心配からついつい「何があったの?」「どうしたの?」と問いただしたくなりますよね。

でも、その気持ちをグッとこらえて、話せる環境づくりをしながら、子どもの心の準備が整うまで根気よく待ちましょう。

子どもが「いじめられている」と親に伝えることは、想像以上に難しいことです。
ただ、子どもも「助けてほしい、気づいてほしい」と思っています。

「この人なら話しても大丈夫だ」という安心感を得たとき、勇気をだして打ち明けてくれるかもしれません。

【公式LINE】ご質問やご相談はお気軽にどうぞ
友だち追加
あんとmommy

高校生の息子が、いじめと不登校を乗り越え再び教室へ戻るまでの軌跡をまとめたブログ。
親の対応、先生の対応、被害者である息子の気持ちなど、私達家族の経験から学んだことを発信しています。今、いじめに悩む子どもやその家族に、大きな壁を乗り越える勇気と希望を届けたいと思います。

あんとmommyをフォローする
親の対応
シェアする
あんとmommyをフォローする
いじめ・不登校  ピンチをチャンスに変える! 
タイトルとURLをコピーしました