【親の対応⑩】いじめ不登校の子どもとのコミュニケーションは2:3:5

親の対応
アルパカさん
アルパカさん

子どもがいじめを受けて不登校になっています。
自宅で過ごす子どもとのコミュニケーションってどうしたらいいですか?

あんとmommy
あんとmommy

いじめのこと、今後のことなど聞きたいことはたくさんあると思いますが、まずは雑談から。

我が子がいじめを受けたり不登校になってしまうと、親は心配で不安でたまりませんよね。

早く解決してあげたい、と焦って対応してしまいます。

でも、子どもは大混乱状態。
何を聞いてもはっきりしない答えが返ってきて、イライラ。

こんな状態の子どもと、うまくコミュニケーションをとるには、どうしたらいいのでしょう?

以前、「子どもへの声かけ」についてお伝えしましたが、今日は、具体的にどんな話をしてコミュニケーションをとるのかをお伝えしますね。

息子がいじめを受けて不登校になっていた時期の、私と息子のコミュニケーションを振り返ってみました。

私の感覚では、2:3:5の割合になっていたと思います。

●いじめや今後の教室への復帰についての話 ⇒ 
●子どもがワクワクするような将来の話 ⇒ 
●雑談 ⇒ 

明確に分けて話していたわけではありません。
雑談をしながら、タイミングをみて聞きたいことを織りまぜながら話していました。

スマホをこよなく愛する子どもとの雑談はハードルが高い!
スマホは強敵です・・・

ここで、私と息子の雑談をいくつか紹介しますね。

息子は高校生だったので、進路については息子も私も興味のある話でした。
お互い興味をもって話したり、調べたりしました。

そして、YouTube。
これも共通の話題として楽しめました。
面白いチャンネルや、今話題の YouTuberのことを教えてもらったりしていました。

息子が好んで聞いていた音楽を聞き、強いメッセージを感じる歌詞に感動し、共有したこともあります。

他にもアニメのONE PIECEの話や、ゲームの話など、探せばお互いに楽しめる話題は結構ありました。

意識していたのは、いじめや教室への復帰の話は息子にストレスがかかる話になるので、話題がその話に集中しないように気をつけていました。

そして、少し先の未来の話をすることで、

今の苦しい状況がずっと続くわけではないこと
どんな選択をしてもあなたの人生は大丈夫

というメッセージを伝えたいと思っていました。

「親の質問に子どもが答える」

のではなく

「お互いに、自分が感じたことや考えていること、今の気持ちを伝える」

そんなイメージです。

そうはいっても難しい・・・

私も、ついつい突っ込んで聞いてしまい、ハッと気づいて別の話題にすることが何度もありました。

また、相手にされないことや、露骨にイヤな顔をされることも数知れず。
心が折れそうになることもありました。

それでも大丈夫

「ごめん。お母さんちょっと焦ったね」

と一言伝えれば、子どももわかってくれます。

そして、また次の機会に、雑談からはじめればいいんです。

子どもにとって初めての経験は、親にとっても初めての経験。
一緒に試行錯誤しながら、少しずつ進んでいけるといいですね。

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高校生の息子が、いじめと不登校を乗り越え再び教室へ戻るまでの軌跡をまとめたブログ。
親の対応、先生の対応、被害者である息子の気持ちなど、私達家族の経験から学んだことを発信しています。今、いじめに悩む子どもやその家族に、大きな壁を乗り越える勇気と希望を届けたいと思います。

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