【親の対応⑥】親も傷ついてる!自分の心の痛みに寄り添いながら対応する

親の対応
アルパカさん
アルパカさん

子どもがいじめを受けていることがわかり、落ち込んでいます。
私がしっかりしなければいけない、とわかっているのに、
何をどうしていいかわからず、泣いてしまうこともあります。

あんとmommy
あんとmommy

こういうとき、親は「我が子をなんとかしたい」と必死になりますが、我が子が傷ついているときは、親も傷ついているんです。

いじめは、いじめを受けた子どもはもちろん、親、先生にとってもショックが大きい出来事ですよね。

いじめが起きると、親や先生、周りの大人は子どものケアとサポートに力を注ぎます。

でも、よく考えてみてください。
親にとっては、我が子がいじめを受けていたことはとてもショックなこと。

どうしてもっと早く気づいてあげられなかったのだろう

無力感や罪悪感に苛まれ、苦しみます。

そう。
親も傷ついているんです。

自分の心の痛みに気づかず、心が不安定な状態で子どものケアとサポートに必死になると、考えてることも気持ちもよく分らなくなり、解決に向けた対応がうまくいかず、苦しい時間が長くなってしまうこともあります。

今日は、自分の心の痛みに寄り添う方法について3つお伝えしますね。

自分も傷ついていることを自覚する
いじめに直面すると、怒りや悲しみ、無力感などいろんな感情が湧き上がってきます。
その感情を一旦受け入れてみましょう。

怒っているんだな
悲しいんだな
助けてあげられなかった自分を責めているんだな

自分で自分を理解してあげるイメージです。
これだけでも心はだいぶ楽になりますよ。

セルフケアをする
人は辛く苦しい状況のとき、そのことばかり考えてしまいがち。
1日のうち短い時間でもいいので、いじめのことを考えない時間をつくりましょう。

本を読んだり、映画をみたり、何でもいいです。
自分がリラックスできる時間を意識してつくりましょう。

カウンセリングを受ける
スクールカウンセラーは保護者の相談も受け付けています。
カウンセラーの方に話しを聞いてもらうことで、思考と感情の整理ができ、気持ちが落ち着きます。

 

私も当初は、子どものことで頭の中は埋め尽くされていました。
必死に対応していたとき、先生の対応で心が楽になったことに気がつき、自分も傷ついているんだ、と自覚しました。

そこからは、自分のケアもしつつ、子どものケアとサポートをしました。

好きな本を読んだり、Netflixを見たり、編み物をしたり。
アロマオイルを使い、瞑想もしました。

また、スクールカウンセラーに息子の状況や家庭での対応について聞きに行ったとき、ほんの少し自分の気持ちを話したことがあります。
その気持ちを理解してもらえたことで、心が軽くなったのを覚えています。

大変な出来事でしたが、私の心が安定することで、息子や家族、先生、協力してくれる方々との関わりも、落ち着いて対応できたのではないかと思います。

親は子どものこととなると、自分のことはそっちのけで頑張ってしまいます。

でも親だって傷つくこともあります。

自分の心の痛みにも寄り添い、ケアしながら、子どもと一緒に問題と向き合えるといいですね。

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高校生の息子が、いじめと不登校を乗り越え再び教室へ戻るまでの軌跡をまとめたブログ。
親の対応、先生の対応、被害者である息子の気持ちなど、私達家族の経験から学んだことを発信しています。今、いじめに悩む子どもやその家族に、大きな壁を乗り越える勇気と希望を届けたいと思います。

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